この度、「空き家対策の推進に関する特別措置法」が2015年2月26日に施工されました。(一部、5月26日施工)
これに伴い、当社㈱たたら不動産で何ができるか考えた結果、「空き家管理サービス たたら不動産Ver」に辿り着きました。
【空き家管理サービス熊本の目的】
国土交通省から出されている資料として「個人住宅の賃貸流通の促進に関する検討会」の調査結果で、空き家所有者の七割がそのまま放置していることがわかりはじめてきました。
価値総合研究所がおこなった「空き家」に関する調査結果では、調査対象者1万5193人の17.7%が空家を所有していました。内訳は一戸建(74.1%)が最も多く、立地は田舎(農村地域)や郊外よりも市街地(35.5%)が多いことが解りました。
空き家となった理由では、別の住宅に住替えた後、当面は売却や賃貸をするつもりが無いまま放置していたり、親族から相続したままだったり、別荘やセカンドハウスとして購入したが使っていないといった状況だそうです。
では、【空き家の日頃の管理】はどうされているかというと、
①自分で管理している(61.2%)
②親族・親戚が管理している(11.2%)
③地元の不動産業者、建築会社が管理している(10.5%)
④友人・知人・隣人が管理している(1.5%)
⑤特に管理していない(12.8%)
⑥その他(2.9%) となっております。 (価値総合研究所/アンケートより)
【空き家となっている住宅の現在の状況】
①特に何もしていない(71.0%)
②売却・譲渡先を募集している(9.8%)
③賃貸住宅として借主を募集している(7.4%)
④不動産業者に相談している(6.8%)
⑤そのた(5.0%)となっております。 (価値総合研究所/アンケートより)
空き家のまま放置され、管理がなされていない状況が続くと、景観が悪くなるだけではなく、ごみの不法投棄・放火や不法侵入などの犯罪リスクが高まり、地震などの災害で火災が発生した場合なども問題となってきます。
国土交通省や地方自治体も対策に乗り出しているが今後の特別措置法の『特定空き家の基準』も含め早々の対策は難しい状況だと私は思います。
【たたら不動産管理verの強み!】
ポイント1. 「不動産業者特有の空き家管理ノウハウ」
- 当社では、不動産管理業のノウハウだけでなく、独自の空き家管理マニュアルをもとに、それぞれの物件に合わせた管理サービスをご提供(ご提案)してまいります。
ポイント2. 「売却をご検討される方には、買いたい方をご紹介できること」
- 当社では、毎月100名以上のかたから不動産購入希望の会員登録を頂いております。購入希望のお客様の中には、リフォームをして住みたいという方や、更地にして新築戸建を建てたいという方などさまざまなお客様がいらっしゃいます。
ポイント3. 「専門家ネットワーク」
- 当社では、税理士・弁護士・司法書士・不動産鑑定士・FP・建設会社・清掃業者・造園業者・警備会社・引っ越し業者などの専門家の方々と協力をして、所有者様へご相談をお受けする体制を整えております。
【不動産会社としてのヴィジョン】
当社が考える今後の空き家の対策は、
①所有者様のお悩みの解決、
②近隣に住まれる方の不安の解消、
③地域コミュニティーの活性化、
④地方自治体の問題の解決、
⑤不動産を探されている買主様への情報とよりよいサービス、へつながると思っております。
※今年の1月に、ココクマさんで会社のビジョンについて、お話しをさせていただいた時の動画です。
少しでも、売主様・買主様へ「当社の想い」をお伝えできればと思います。(見てみてください)恥ずかしいですが(´・ω・`)
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