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グラスウール断熱材について

お知らせ

グラスウールと呼ばれる素材は、断熱性や保温・保冷性などに優れた効果を発揮することから、住宅などの建築時の材料として利用されています。

住宅以外にも、 設備配管や空調用ダクトの保温または保冷や体育館、武道場、オフィス、大規模ドームなどの天井の吸音、機械室、映画館、アパート、オフィスの間仕切り壁や天井の吸音、 船舶の断熱、空調設備機器などにも幅広く利用されているのも、その特徴に挙げることができます。
このように、床・壁・天井と住宅のほとんどの部位に使用できるんですね~

グラスウールの原料は80パーセント以上がガラスとなります。
原料となるガラスは、各家庭から回収される資源ごみや建築現場からでる廃材。
ガラスを細い繊維の綿状に加工した断熱材です。
グラスウールは地球環境にも優しいエコな材料ということもできるかと思います。

数多くある断熱材と比較するとコストが安く、建売のハウスメーカー等でも最も多く使われている素材です。
日本の木造住宅でも多く使われているのではないでしょうか?
吸湿性・透湿性があり、無機質なので燃えず、有毒ガスも発生しません。
正しく施工しなければ、結露発生の原因となるデメリットもあります。

柔軟性が高く、木材の乾燥や収縮に対応でき、柱と柱の間に隙間なく施工していく充填断熱工法に適してします。
ただ、グラスウール断熱材には賛否両論あり、施工方法には細心の注意が必要となります。
押し込みすぎたり、グラスウールの寸法が小さく壁との間に隙間ができたりすると、壁内通気が外壁断熱性能に影響を及ぼしてきます。
このような知識を持った技術者が施工しなければ理想的な断熱性能が充分に発揮できません。

【断熱材がボロボロになっている例↓↓↓】

断熱性能というのは、断熱材自体の性能と、確かな施工があって初めて発揮されます。
ここでいう確かな施工とは、隙間なく断熱材を充填できるかという事です。

いくら良い性能の断熱材を使用しても、隙間があってはそこから熱の移動が起きてしまいます。

保温性が高いグラスウールの特性を活かしたグラスウール断熱材の内部は、繊維が複雑に絡み合い、空気の部屋がたくさんあります。
この空気を用いて断熱性を高める構造になっています。

グラスウール断熱材は上手に活用することができれば、効率的に光熱費を抑えられることにもつながります。

グラスウール断熱材に少しでも興味がある方にとっては、価格帯を考慮するなら一度は検討してみる価値のある建築用の材料ともいえるかもしれません。

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