不動産は、一物一価といって、同じ価値のものは二つとありませんが、マンションの場合は、フロアが違っても、住所が同じで、間取りや向き、設備仕様が同じものが複数あるのが特徴です。
一般的に、フロア違いの同じ向き、間取りの部屋は、フロアが一つ上がるごとに100万円前後上がったり、窓の向きや、周囲の建物で展望が遮られるかなどの生活条件で価格が変化します。
中でも角部屋は二方向に対して日当たりが良いうえ、風通しが良いので、財産としての価値だけではなく、住み心地も良好です。
また、マンションは、室内は自分一人のものですが、エントランスや廊下、壁などの構造体は住人で共有しているため、管理規約を守るとともに、お互いの思いやりが大切です。
それでも、時には小さな子供がいる家庭などで、隣同士の生活音が気になるなどのトラブルに及びことがあるので、二方向に対して隣接する住戸がない角部屋は、住民トラブルが少ないのもメリットです。
そのため、同じ住所、類似した間取りが多いマンションの中でも、住みやすさで抜きんでている角部屋は売る時の価値が高い傾向があります。
ですが、反対に中部屋はダメなのか?
というとそうでもなく、中部屋には中部屋のメリットがあります^^
両隣に挟まれていますので、LDKが冬は暖かく、あまり暖房が要らない場合や、階数にもよりますが冷房も使わなくても風通しで何とかなるお部屋もあります。
確かに一戸建てより、マンションの方が冬は明らかに分かりやすい程暖かみを感じます。
又、おしゃれな室内にするなら、飾る壁が多いほうが自分の趣味に合った絵を飾ったりフラワーアレンジメント等での装飾も楽しめたりしますよね♪
家具の配置も限られずに置きたい場所をある程度選べるメリットもありますね。
ただ、北側の部屋は窓に結露が出やすいですね。
寝室にしていると冬場は必ず結露します。
雑巾で水滴はふき取り、しばらく窓を開けて換気をして湿気には気をつけていないとすぐにカビが発生します(>_<) 除湿機等で対応すれば十分ですね^^ 建物の構造や立地にもよるのかもしれませんが、上下左右に囲まれていても騒音が気になるという事もそんなに感じる事もないという方も多くいらっっしゃいます。 例え角部屋であったとしても、慣れていなければ最初は集合住宅のストレスは感じると思いますがいずれは慣れていきます。 慣れも人それぞれですので、後悔のないように見学や十分な情報収集をしたほうがいいですね。 ---
—
当社『LINE@』では、不動産取引の裏情報・土地、建物、マンション選びの重要ポイントや、『お金のマメ知識』を定期的に情報提供を行っております。↓↓