家に住むと、気になるのが防犯性ではないでしょうか。
いつ何が起こるか分からない物騒な世の中ですから、家の防犯対策は重要なことです。
中でも今回は、一戸建ての防犯対策についてご紹介します。
一つ目は、窓です。
空き巣被害ではその多くが無施錠、窓からの侵入が6割だと言われています。
そのため施錠することはもちろんですが、窓の防犯性を高めることが大切です。
割れにくい防犯ガラスを採用するのがおすすめですが、高価であるためなかなかそんな余裕がないご家庭もあるかと思います。
そんなときは、防犯フィルムです。
防犯フィルムを窓に張ると、窓にヒビが入る物の窓を完全に割る、貫通させることができなくなります。
防犯フィルムの貼ってある窓から侵入を試みると、少なくとも1分以上の作業が必要となり、ガラスを割る音もそれだけの時間周囲に響かせなければいけなくなります。
音や周囲の目に敏感な空き巣犯にはで効果は絶大です。
値段や種類によって効果が異なりますが、千円程度から購入できるのでお手軽です。
これなら比較的安価で手に入る上、自分でできるので取り入れやすいですね。
二つ目は、死角になるところにセンサーライトを設置することです。
空き巣は昼よりも夜の方が狙われやすいです。
周りから見えづらく、隠れやすいところは泥棒にとって狙い目です。
センサーライトの設置により、寝ている間でも空き巣被害防止に繋がります。
三つ目は、玄関です。
玄関の鍵は、2つ以上設置しましょう。
また、ピッキングに強いタイプの導入も有効です。
ピッキングとは、針金のような特殊な道具を使って鍵穴から鍵を開けてしまう方法です。
時間がかかると泥棒は諦める可能性が高くなりますので、玄関ではいかに時間をかけさすかが重要なのです。
それから、郵便受けに新聞などの郵便物をためたままにすると、空き巣が長期不在だと認識し狙われやすくなってしまう可能性があります。
普段は小まめに郵便受けを確認し、長期不在のときには新聞配達の休止や郵便物は局留めにすることで郵便受けにたまらないように工夫していきましょう。
これらを上手く組み合わせて、一戸建ての防犯対策を十分に行っていけるといいですね^^
余談ですが、現代の空き巣は黒ずくめな恰好など、いかにも怪しい格好をしている空き巣は存在しません。
会社員・訪問販売業者に成り済ますことのできるスーツが最も多い空き巣の格好と言われています。
その他に土木作業員風の作業着、普段着などの周囲の風景に溶け込める格好をしていることがほとんどのようです。
住宅街でスーツを着て何時間もうろうろしている人や、近所で工事がないのに作業着を着ている人がいたら、空き巣に入る家を下見している最中かもしれません。
侵入に5分以上かかる家は9割の空き巣犯が侵入を断念するので、侵入し難い家作りをしていきたいものです。
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