リビング。
それは、家族が集まるところでもあり、お客様をお迎えするところでもあります。
そんなリビングを一階にするか、二階にするか、迷いますよね?
今回は、そのような悩みを抱えているお客様の手助けをできればと思い、リビングを2階にする前に知ってほしいことについて、お話ししたいと思います。
まず、メリットとしては、
日当たりが良くなる
天井を高くできる
屋根形状を活かした空間づくりができる
ロフトとの相性が良い
プライバシー性が高くなる
耐震性が高まる
眺めがよくなる
狭小地との相性が高い
家のバランスがよくなる
等が挙げられると思います。
たっぷりと太陽光を取り入れることもでき、同時に、2階ならではの風通しも期待できます。
冬場の暖かさも大きな魅力となってくることかと思います^^
デメリットとしては、
下の部屋が暗くなる
庭がなくなる
子供とのコミュニケーションへの不安
夏は暑い
階段がしんどい
水回りをどうするか
防犯面が心配
高齢になった時の不安
広い土地とは相性が悪い
等が挙げられると思います。
メインの生活空間が2階になると、例えば日々の買い物などで重い荷物を階段を持って上がらなければならなくなります。
玄関からの動線も長い。
そんな生活スタイルが、高齢になったら辛くのしかかるかもしれないという、長期的で見る視点のメリットデメリットまで理解した上で建築出来るといいですね。
また、居住するのは20年、それ以降はマンションへと移る予定だとか、ホームエレベーターを増築できる程のスペースを確保しておくとか、簡単なリフォームを手掛ければ1階に主な生活スペースを持ってこれるように設備配管類を入れておくなど、事前の仕込みがあれば、2階リビングの家でもずっと、安心・安全に暮らしていけると思います。
先の見通しのたった人生設計プランもあれば尚暮らしが快適になるのではないでしょうか?
市街地を離れて郡部へとでれば、2階にリビングがある家はほとんどないのではないかと思います。
家が密集していて1階はほとんど日が当たらないだとか、高台であったりしたら、リビングからの景観を重要視するだとか、特別な理由がある場合にリビングは2階になるんじゃないかと思われます。
ある意味、2階リビングは狭小地のような市街地に需要が多そうですね。
大事なことは、住まいの優先順位を明確にすることです。
そして、メリットを活かし、デメリットをどのように改善するかが重要なのです。
周辺環境はどうなのか、狭い、広い土地なのか、家族は何人住むのか、どのようなライフスタイルなのかを考慮して、じっくり考えて決める必要があります。
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