引っ越しの際、少しでも費用を抑えたい。
家賃が安いのはもちろん、できれば敷金礼金タダの物件の方がいいなって、お思いの方少なくないですよね。
確かに入居後に家具や揃える備品にお金がかかるため、入居時の初期費用が安いと助かります。
けれど、敷金礼金ゼロ物件というのはそれなりに理由があるのです!!!
一見お得なように見えて、落とし穴が隠れている!
なんてこともあります。
そのパターンは、主に3つです。
①実質0円ではないケース
・入会金・会費などの名目での徴収
②住環境のトラブルが多いケース
・若者が入居しやすく、騒音などの発生
③家賃滞納時の対応が厳しいケース
・強制退去や鍵の付け替えなどの可能性
敷金礼金ゼロ物件は、
・相場よりも高く家賃が設定されている(結果、全然お得ではありません)
※初期費用は出せないけど今すぐ引っ越ししたい!という方にはいいですね。
・人気がなく空室を少なくするための仕方のない措置
ということも、多くありますので見極めが難しい。。
どうやって敷金礼金ゼロ物件が出てくるのか、、、
今は、熊本では震災の影響もあり、空き部屋は震災前より少なくはありますが、通常ですと空き部屋はかなりあります。
こんな状況にも関わらず、ちょっと検索するだけでも優に80件はでてきます。
ゼロ物件・・・それは立地が悪かったり、設備が悪かったりする場合は、価格で勝負するしかありません。
そうやって「敷金礼金ゼロ」という物件が生まれてくるという仕組みです。
初期費用0円が悪いわけではなく、こんなパターンもあります・・・という例でもあり、
確かに初期費用0円は魅力的なんですが、実際訪ねてみると色んな費用がかかってくる場合もあります。
退去時になると、今までの部屋の住み方によっても、現状回復として必要になる費用もあり、
結局は普通の物件より高くなってしまわないよう、事前にしっかりと確認してから入居する事をおススメします。
敷金礼金が無い物件は、比較的数が少なくはありますが、今後、少子高齢化に伴って物件過剰になった時には「ゼロゼロ物件」も増えていくのではないか?とも予想します。
中には、良心的な優良物件もあると思いますので、怪しいと全否定せずに「気になる部分は聞いておく」ことを心がけ納得出来ればそれでいいのではないでしょうか?
ただ、初期費用を抑えることも重要ですが、嫌な思いをしないためにも敷金礼金ゼロ物件は普通の物件以上に注意して選ぶ必要があるかもしれませんね。
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