質問です！
お部屋探しをする時、大事なポイントってなんですか？
家賃、部屋の設備・広さ、駅からの近さ・・・
「築年数」をポイントにする方、多いのではないでしょうか。
築年数が浅い方がいい！って、多くの方がお思いですよね。
しかし、築年数が長い方がいいこともあるのです。
物件により異なりますが、むしろ築年数を経ている物件の方が、実際に長く住まわれているという実績があるので、
住みやすいということもあるのです。
新しい物件だと、故障トラブルが多く発生する、ということもあります。
それだけではなく、中古物件は気兼ねなく住めると言うこともありあす。
また、築年数の古いものは、人気が出づらいために外壁の塗装や、内装リフォームをかけているケースが多く、
むしろ綺麗な場合も多くあります。
それだけ家に手をかけてあげてると、物件自体の状態も保てますよね。
どうでしょう？築年数が古くても問題なさそうですよね。
けれど、注意していただきたい点もあります。
1981年6月1日以降の新耐震基準に基づいているか、という点です。
この基準を満たしていないものは、地震時の倒壊の恐れがあります。
テレビやwebで見る限りでは今回の熊本地震で倒壊した多くの家が木造で1981年以前の建物ように思われます。
・・・が、震源地の上に立ち並んだ家に関しましては耐震基準関係なく、築浅の家も目を覆いたくなるような光景でした。
被害の細かなデータが出てくるのはもっと先になりそうですが。
例えばマンションならば修繕計画の実施状況は確認すべきです。
きちんと修繕計画に基づいた修繕を実施していないと、メンテナンスが不十分で、そのぶん建物の寿命も短くなります。
『マンションは管理を買え』と言われるくらい、管理によって建物の寿命は変わりますので、管理組合がしっかりと機能しているのか、管理状況はチェックしておきたいですね＾＾
物件を見に行って”清潔感を感じられない”という印象を持つようでしたら、管理に問題があるのかもしれません。
それから、築年数の古いマンションは使い勝手の悪さ（狭い、脱衣場や洗濯機置き場などがない）、エレベーターが設置していない、建物のスペックが低い（天井高や階高が低い）などといった元々のつくりの基本的な性能面での問題も抱えている物件もあります。
この辺りも考慮した上でご検討をおススメします。
最後に、築年数が新しければ新しいほどいい物件とも一概には言えず、それぞれの物件での長所もある事を加味していただけたらと思います。
この記事で、お部屋探しの優先順位がもしかしたら変わるかもしれませんね＾＾
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