今日はお客様と中古住宅・新築住宅のお打合せをさせていただいている中で、長期優良住宅とそうでない住宅はどちらがいいの?という話になり長期優良住宅についてのメリットデメリットをいろいろと調べてみました。
<長期優良住宅のメリット>
1) 耐震や断熱、バリアフリー等の一定の条件を満たした、長持ちする優良住宅が建てられる。
2) 固定資産税の軽減措置適用期間が延長される(3年間→5年間)
不動産所得税の控除額が拡大される(1,200万円→1,300万円)
3) 住宅借入金等特別控除(住宅ローンの減税)が拡充される(最大500万円:控除率1.0%→最大600万円
:控除率 1.2%)
4) 登録免許税の税率が軽減される(保存登記0.15%:移転登記0.3%→保存登記0.1%:移転登記0.1%)
5) 住宅ローンフラット35Sを利用する場合、省エネルギー性、耐震などの要件を満たすと当初10年間の借入金利について優遇を受けられる。
<長期優良住宅のデメリット>
1) 工事費のアップ(一般的に約2割ぐらい)
2) 申請手数料がかかる(15万円~30万円程度)
3) 定期的なメンテナンスが必要となる(メンテナンスは義務付けにより費用が発生する)
<まとめると>
補助金や優遇税制に対して初期費用のコストアップ比較で損得を提案しているところが多いようですが、建築後の定期的メンテナンス費用なども含めた「ランニングコストと将来のライフプラン」の検討が必要だと思いました。