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軽量鉄骨の工法の種類

知っとく不動産コラム

軽量鉄骨造には、いくつか工法があります。

まず、軽量鉄骨軸組み立て工法は、木造在来工法と同じような考えに基づいて作られる工法で、柱、梁をたすき掛けで強度を補う方法を利用しており、ブレース構造ともよばれます。品質が一定して完成度も高く耐震性・耐風性に優れています。

また、軽量鉄骨ラーメン工法というものがあり、これは、たすきがけでの強度補強を使わないラーメン構造という柱と梁とを一体化した方法で作られる場合もあります。


他には、軽量鉄骨ユニット工法という工法もあります。
これはプレハブ工法とも言われ、プレハブといわれればなんとなくイメージのつく方も多いのではないでしょうか。
前記の2つの工法は現場で鉄骨を溶接するのに対して、この工法は工場で溶接までしてしまい、現場ではボルトやナットで組み立てていくだけの作業となるのがこのユニット工法です。
この為、現場作業が軽減され、工期の大幅な短縮が実現されています。

軽量鉄骨造自体、工場で大量生産された材料を使うというものなので、精度や品質が安定していて、職人の技術によっての善し悪しがないため、どの工法であっても仕上がりが一定の水準が保てます。
伝統的な木造軸組み工法のように、高品質の施工が実現できます。代表的なハウスメーカーさんですとセキスイハイムさんやトヨタホームさんなどがあげられます。

しかし、ユニット工法など窓の取り付けや、電気配線、内装など、ほとんどの工程を工場で済ませてしまうものは、建設地に運び込む時に搬入が困難になってしまい状況によっては『建築できない場合もある』といった特徴もあります。

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