建売住宅では、完成済みの建物と敷地をセットで購入する形式です。
注文住宅と比較して自由度が低いというデメリットがありますが、建売住宅ならではのメリットも多数あるのです。
まず、どんな人にとっても住みやすい設計になっているという点です。
建売住宅は注文住宅とは違い、一個人ではなく住宅の購入を考える全ての人がターゲットになっています。
そのため、誰もが住みやすい間取りで設計されており、住み始めてから想像と違ったということは滅多にないでしょう。
例え規格住宅や建築条件付きという物件だったとしましても、土地の場所や広さ、建物の間取りなどはすでにプランが完成しているので、注文住宅よりもマイホームのイメージを作りやすいかと思います。
また、外観のカラーだったり、建物の形、内装に至っては床の素材や畳など当時のトレンドが反映されているため、流行に敏感な人でも満足できます。
既に完成している建物を購入することになるので、設計変更などによる追加出費が必要になることはなく、予算化しやすく資金面での計画を立てやすいこともメリットです。
これは、住宅ローンの借り入れにも影響し、住宅を購入する前に資金不足に陥る心配が無くなります。
建売住宅の場合ですと、すでに建物が完成している事が多く、住宅展示場のように実際の建物を現地にて見学することが可能です。
住宅展示場と違うのは、実際の間取りがそのまま確認できるという点です。
住宅展示場はあくまでもモデルハウスなので、実際に建てるマイホームとは設備品も建物の広さも違いますので実際の生活がイメージしにくいですよね。
さらに、建物が完成していますので、確認できるのは間取りだけではありません。
日当たり状況や、外からの騒音なども実際に体験できるのは大きなメリットだといえます。
冬場に完成物件へ足を運ぶと、暖房がない中でどれだけ暖かさを感じ取れるか?
夏場ですと、窓を開けた状態でどれだけ風通しの良さと涼しさを感じれるのか?等、入ってみて初めて分かる事があります^^
そして、売買手続きも簡単で、契約が同時期ということもメリットの1つでしょう。
既に建物が完成しているため、施工を待つことなく契約し、入居することが可能です。
まるで賃貸住宅のように引っ越せます。
このように、住宅の購入に関するスケジュールが明確になるというメリットがあるのです。
いずれにせよ、しっかりとした下準備が必要になりますから、時間をかけて決めていきましょう。
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