平屋の住宅で気を付けるポイントとは何でしょうか?
まず、平屋で込み入った間取りは、通風を妨げる可能性があるため注意しましょう。
室内に壁が多くなると、風の通り道が限定されてしまい、風通しの悪い住宅となり、湿気や熱気、臭いなどがこもりがちです。
また、建物の中心部や北側などは直射日光が入らないので、それを考慮しないで室内をデザインすると、一日中薄暗い部屋ができてしまいます。
日当たりが悪い部屋には、高い位置の小窓や天窓で対応し、中庭があれば建物の中心部も光を取り囲むように位置すると明るくなります。
『1階だと周囲からの視線が気になる』とか『日当りがあまり良くない』という話も無きにしも非ず。
市街地や住宅街で無理に平屋にしてしまうとよく起こりがちなことです。
なお、光の反射によって間接的に光を取り入れると、多くの光量は必要ですが広い範囲で光を共有できます。
間接的に得られる光には柔らかみがあるため、ゆったりとくつろぎたい寝室にも適していますよ。
さらに、平屋では、プライバシーも自分たちで確保しなければなりません。
費用やメンテナンスのことも考えながら、家の周りに石垣を並べたり、背の高い木を植えたりして工夫しましょう。
このような工夫は、外からの視線を忘れることができますが、空き巣の侵入に備えて、格子などの防犯対策も行うとよいですね。
寝室やお風呂場など、特に他人から見られたくない場所は曇りガラスを採用しましょう。
また、費用面を考え例を上げて例えると、30坪の2階建てと30坪の平屋を比べると、平屋のほうが建築費が多くかかります。
2階建てと比べて、基礎の面積や屋根の面積が増えてしまうからです。
敷地もある程度必要になってきますし、これが『平屋は高い』というイメージへと繋がっているのではないでしょうか。
イメージといえば、若い方の平屋に対するイメージは年配の方が住むイメージが強く出ているような気がします。
最近ではオシャレなデザインの平屋も出てきております。
価格も当社でご紹介出来るハウスメーカーさんの企画物件ですと、2LDK~3LDKでしたら思ったより安く建てれるかもしれません。
もし敷地と費用の面をクリアできるのでしたら、ぜひ一度平屋を検討してみるのもいいかもしれませんね。
上記のように平屋のデメリットを挙げていくと、平屋を市街地で建てるとデメリットが目立ってくる事が分かります。
平屋ならではの注意するポイントを押さえ、快適な生活を手に入れたいものです。
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