エコロジーな生活に注目が集まるにつれ、自宅をオール電化にする方も増えています。
そのような中で、初めてIHコンロでの調理をスタートすることに戸惑いを感じる方もいらっしゃいます。
今回はIHコンロで注意するべきポイントをご紹介します。
まず、IHコンロで調理をスタートするときの注意点として知っておきたいのが、「IHコンロ専用の鍋やフライパン」が必要だということです。
実はガス火専用のフライパンや鍋は、IHコンロでは使うことができません。
IHコンロ用のフライパンや鍋は、底が丈夫に作られており、強力なIHの電磁波に耐えることができるようになっているのです。
基本的に、鉄製やステンレス製の鍋は使用可能となっており、素材が銅やガラスなどの鍋は使用できませんし、陶磁器製の土鍋なども使用できません。
(※オールメタル製のIHクッキングヒーターであれば金属製の鍋でも使用可能です)
あまりないかとは思いますが、何製の鍋なのか解からない場合は、磁石を鍋底に近付けてみてください。
磁石がくっつく鍋であれば、IHクッキングヒーターでも使用可能です。
今はIH専用の鍋が多数販売されています。
IH専用鍋は高額という印象が強いですが、最近ではホームセンターなどでお手頃価格の専用鍋が多彩に販売されています。
また、IHコンロはガスと違って火災が起こりにくいと言われていますが、火を使わなくても火災や爆発の可能性はあるので、注意が必要です。
さらに、ガスの場合はチャーハンなどを作るときには鍋をあおって調理しますが、IHコンロは鍋やフライパンを振って調理できないことも知っておく必要があります。
コンロ面と接触していないと調理することができないのがIHコンロの特徴です。
また、ガスに比べて初期の加熱は弱めですので、そうした加熱の特徴を知って、上手に調理に活かせるようにすると良いでしょう。
気持ちだけ先走って忘れてはいけないのが、導入費用。
一般的なガスコンロが平均が5万円~10万円程なのに対し、IHクッキングヒーターの導入費用は平均約20万円~40万円と非常に高額です。
最近では、本体価格10万円前後というお手軽なIHクッキングヒーターも多数販売されていますが、設置するための工事費用まで考えると15万円~20万円ほど見込んでおく必要があります。
IHクッキングヒーターの場合だと、動力を電気に切り替える必要がありますし、一般的な家庭用電力となっている100Vではなく、200V電源を新たに引き込む必要もあります。
そのため、工事費用だけでも5万円~10万円ほど掛かってしまう事もあるようです。
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