前回は中古住宅を決めて行く際に正しい情報を集めることに関してお話ししていきました。
しかしながらそれだけではありません。
「中古住宅には思い通りのものってあるの?」
このようなことをずっと感じていらっしゃった方もいることでしょう。
そこで今回は中古住宅を選んで行く際にどのような点が大切なのかに関してお話ししていこうと思います。
・中古住宅に自分に100パーセントぴったりな住宅はない
どうしても中古住宅でも自分にあったものを選びたいという欲求をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
しかしながら、中古住宅には自分の都合のいい住宅は少ないと考えた方がいいかと思います。
戸建を建てる際に注文住宅で建築した場合、その家族構成に合わせて建てますよね?
ここにコレがあった方が便利じゃない?と考えて間取りをとっている場合は、ゆくゆく売りに出すことなんて当初は考えてもいないと思います。
ですので、次の方が購入された場合には、あった方が便利だったものが逆に邪魔に感じたりするという問題も出てきますよね。
当初建売で購入された場合は、どの家族構成にもなんとなく合うように設計されていますので、個性的さに戸惑うことは少ないかと思います。比較的リフォームもしやすいのではないでしょうか。
新築でさえ100%気に入るということでもありませんので、このように、中古住宅で自分にピッタリの住宅は稀であるかと思います。
仮に不動産の人が掘り出し物などといって強く勧めてきた場合はしっかりと内容を把握するようにしましょう。
物件に「掘り出し物」というのはほとんどなく、中には「早く売りたいから低価格でもいい」という物件でない限りそんな物件はありません。
不動産に関しては安かったりする場合には必ず何か事情があります。
その事情が何なのか、許容範囲の事情なのかをきちんと把握して不安のないようにしておきたいですよね。
今まで何度かお話ししてきましたが、中古住宅に関しては価格が安いだけの判断で選ばないようにしましょう(>_<)
それだけではなく、自宅周りやお庭があればお庭の状態、隣接する道路や立地環境はどうなのか?も合わせて確認するよう気を付けるといいですね^^
いかがでしたでしょうか。
ぜひこれから住宅を選んでいこうとしていらっしゃる方はぜひ値段だけでは判断しないようにしていきましょう!
そして掘り出し物という甘い声には反応せず、掘り出し物と聞いたら少し疑問をもつ事も大切です。
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